入選作009 将棋世界 平成13年9月号「将棋世界」平成13年(2001)9月号[解説](谷川浩司氏) 最初の5手が鍵である。初手1三桂打、同香、2二香は1一玉と逃げられる。2二香、同金、1三桂打という手順は却って玉を広くしているようで指しにくいが、1二玉は3四角で大丈夫。 狙いの1二角が実現してからは淡々と収束する。1六のと、2六の歩を玉方1五歩にすれば11手ですっきりするが、変化同手数が二つ生じてしまう。 [短評](敬称略) 石井 豊「1二角の捨てるタイミングのよさが見事」 駒は少ない方が良いと言っても、作品として成り立たないなら仕方ない。1六のとは泣く泣くの配置。金頭桂は変化に沈め、角捨てだけを強調してみた。 [作意]2二香 同金 1三桂打 同香 1二角 同玉 1三桂成 同玉 1四香 同玉 2四金 1五玉 2五金 まで13手詰 ジャンル別一覧
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